グリッツ(Grits)とは

グリッツ(Grits)とは、主にアメリカ南部で朝食やおかずとして食べられている、トウモロコシを粗挽きにした穀粒です。英語では「Grits」と表記され、「コーングリッツ」とも呼ばれます。
グリッツはコーンミールよりも粒が粗く、調理をするとお粥のような粘り気のある食感と、ほんのりとした甘味が特徴です。調理方法は、水や牛乳で5分程度煮て(好みにより調整できます)、塩コショウなどで味付けするだけのシンプルなものから、チーズやバター、ソーセージ、トマトソースなどを加えてアレンジするなど、バリエーションも豊富で手軽に作れて、クセが少ないのも多くの人に愛されている理由でしょう。

グリッツの食べ方

グリッツの食べ方としては、シンプルに塩コショウで味付けして食べたり、チーズやバター、ソーセージなどを加えて食べるのが一般的です。
また、スープやシチューに入れたり、少し余ったグリッツに小麦粉を混ぜてフライパンで焼いて食べたり、揚げ物に衣として使ったりアレンジもし易い食材です。

グリッツの栄養

グリッツは炭水化物が豊富で食物繊維も沢山ふくまれています。
ビタミンB群やミネラルを含み、日本で言えばお米とよく似た主食として捉えられています。

グリッツの購入場所として、アメリカでは普通のスーパーマーケット、日本では限られてはいますが、輸入食材店やオンラインショップとなります。
グリッツによく似た穀物としては、ポレンタ (イタリアの粗挽きトウモロコシ)、クスク、オートミールなどがあります。